外壁リハビリ
シーリング工事
防水工事
アスベスト
内装工事
工事・調査の流れ
お問い合わせ~お引渡しまでの流れ
外壁リハビリ(下地補修)・シーリング工事の際には、事前に調査を行います。調査には予備調査から、機器を使った調査まで種々ありますが、特にコンクリート面は、凍結、塩害、中性化、アルカリ骨材反応などの影響を受けて傷んでいる場合がありますので慎重に調査を行っていきます。
STEP01
お問い合わせ
お電話またはメールにてお気軽にお問い合わせください。
STEP02
打ち合わせ
工事のヒアリングを行います。その際、気になる点は気軽にお声掛け下さい。
STEP03
予備調査
改修工事前に、新築時の設計図書や過去の修繕記録の確認・調査を行います。
STEP04
本調査
本調査では、目視・打診などで、損傷の具合を確認を行います。
STEP05
施工調査
改修工法を施工するために必要な情報・数量を得るために施工調査を行います。
STEP06
お見積り・最終打ち合わせ
調査完了後、お見積書の提示と打ち合わせを行います。
STEP07
工事開始
工事期間中は、安心してお任せいただけるよう進捗報告や安全に配慮した施工を行います。
STEP09
完工
工事終了後は、仕上がりチェックと清掃を行い、必要書類や保証書などをご提出いたします。※保証書は該当工事のみ。
STEP10
お引き渡し
工事代金のお支払を行っていただき終了となります。※工事内容によって施工前に着手金を頂く場合がございます。
コンクリート・モルタルの欠損部
エポキシ樹脂
モルタル充てん工法
鉄筋の発錆やコンクリートのひび割れ・欠損は、建物の構造に影響を及ぼす可能性があり、早期の対処が求められます。
こうした損傷部に対しては、老朽部分をはつり出し、防錆処理を施したうえで、高い接着性と強度を持つエポキシ樹脂モルタルを充てんすることで、構造的な安定性を回復させます。
- はつり出し・発錆部処理(撤去)
- 劣化や浮き、ひび割れ、鉄筋の発錆が確認された箇所については、周囲の脆弱なコンクリートを電動工具などでしっかりと“はつり”出し、健全部まで確実に除去します。発錆した鉄筋部分についても、サビや不純物を丁寧に除去し、適切な補修の下地を整えます。
- 清掃
- はつり後の表面には、粉塵・レイタンス・浮遊物などが残留するため、エアブローやブラッシングなどを用いて徹底的に清掃を行います。これにより、後工程でのプライマーや充てん材の接着不良を防止します。
- 防錆プライマー塗布
- 露出した鉄筋に対して、防錆効果の高いエポキシ系プライマーを均一に塗布します。これにより、鉄筋の再腐食を防止し、長期にわたり補修部の耐久性を保持することが可能になります。仕様に応じて、2回塗りなども対応します。
- 充てん仕上げ
- エポキシ樹脂モルタルを、欠損部に丁寧に押し込むように充てんし、必要に応じてコテで表面を整形します。周囲とのなじみを意識した仕上げとし、補修跡が目立ちにくく、かつ強度的にも一体化するような仕上がりを目指します。
ポリマーセメント
モルタル充てん工法
コンクリートのひび割れや鉄筋の爆裂は、放置すれば構造上の欠陥や安全性の低下につながるおそれがあります。
そのため、老化した部分をしっかりと除去し、防錆処理を行ったうえで、既設コンクリートとのなじみに優れたポリマーセメントモルタルを用いて補修します。
- はつり出し・発錆部処理(撤去)
- 劣化したコンクリートや浮き、ひび割れ部などを、周囲の健全部まではつり出し、傷んだ箇所をしっかり除去します。
発錆が見られる鉄筋についても、腐食部分を確実に処理し、健全な鉄筋が露出する状態に整えます。
- 清掃
- はつり・撤去後の下地には、レイタンスや粉塵、水分などの残留物が多く、これらをしっかりと除去することが、良好な付着性に直結します。
エアブローやブラッシング等で、補修面を清潔かつ乾燥した状態に保ちます。
- 防錆プライマー塗布
- 露出した鉄筋には、防錆性能を備えた鉄筋用プライマーを適切に塗布し、再腐食を予防します。
ポリマーセメントモルタルとの相性を考慮し、下地との一体化が図れる処理を施します。
- 充てん仕上げ
- ポリマーセメントモルタルを欠損部にしっかりと充てんし、コテなどで表面を均一に整形します。
セメント系素材であるため、既設コンクリートとのなじみが良く、仕上がりも自然です。
施工性にも優れており、部位や厚みに応じた柔軟な対応が可能です。
モルタル・タイルの浮き部
ピンニング工法
ボンドピンニング工法(アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法)
コンクリート構造物の浮きや剥離は、進行すれば落下事故や構造劣化の原因となる重大な問題です。
ボンドピンニング工法(アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法)は、浮きや剥離が確認された部位にアンカーピンを挿入し、エポキシ樹脂を注入することで、下地との一体化を図る補修技術です。
単なる接着ではなく、機械的固定と樹脂接着の両方を活用し、強固かつ長期的な安定性を確保できるのが特長です。
- 浮き部の確認・マーキング
- 打診調査や非破壊検査などを通じて、コンクリート表層の浮き・剥離が発生している範囲を特定します。
確認後、補修対象部にマーキングを行い、注入位置やピン設置位置を明確にしておきます。
- 注入孔穴あけ
- マーキング箇所に対し、専用のコンクリートドリルを用いて注入孔を穿孔します。
孔径・深さは構造や浮きの状況に応じて適切に設計されます。
- 清掃
- 穿孔後の注入孔内部に残る粉塵や削りカスを、ブロワーやブラシで丁寧に清掃します。
この工程により、エポキシ樹脂の接着力を最大限に発揮させる下地環境を整えます。
- エポキシ樹脂注入
- 清掃完了後、専用の注入器を使用して、孔内に低粘度のエポキシ樹脂を確実に注入します。
空隙への浸透性を考慮し、加圧・低圧注入を適切に使い分けながら行います。
- ピンの挿入
- エポキシ樹脂を注入した孔に、ステンレスまたは鉄製のアンカーピンを挿入します。
ピンは補修対象部と下地を機械的に連結し、剥離・浮きの再発防止に貢献します。
- 養生
- 注入後は、樹脂の硬化が完了するまで所定の時間しっかりと養生を行います。
温度や湿度、施工条件に応じた管理で、硬化不良や施工ムラを防止します。
- 仕上げ
- 樹脂硬化後、ピン頭部の切断・研磨、モルタル仕上げ等を行い、表面を平滑に整えます。
周囲との見た目にも配慮しながら、構造的にも美観的にも一体感のある仕上がりを実現します。
CPアンカーピン工法
浮き・剥離の補修において、注入工程を省き、よりスピーディかつ簡易に対応したい現場に最適なのがCPアンカーピン工法です。
本工法では、機械的に拡張するアンカーピンを用いて、浮き部を下地に確実に固定します。
エポキシ樹脂などを使わないため、乾式施工が可能で、工期短縮や安全管理の面でも優れた選択肢となります。
- 浮き部の確認・マーキング
- 打診などで浮き・剥離箇所を調査し、補修が必要な範囲を特定してマーキングします。
この時点で、アンカーピンの挿入位置・本数も計画し、均等に固定できるよう施工準備を整えます。
- 穿孔(孔あけ)
- マーキングした位置に対し、ピン径に合わせた深さと角度でコンクリートに穿孔を行います。
使用するピンの仕様に準拠した孔径を確保することが、確実な固定と長期的な耐久性のカギとなります。
- 清掃
- 穿孔内に残った削りカスや粉塵を、エアブローやブラシで徹底的に清掃します。
残留物があると、ピンの拡張が不完全になったり、しっかりと固定できない可能性があるため、丁寧な処理が重要です。
- ピンの挿入・拡張固定
- CPアンカーピンを専用の打込み器などで挿入し、機械的に拡張させて浮き部を下地へ圧着固定します。
この拡張固定により、浮き部を面として支持・拘束し、剥落や変状の進行を防ぎます。
- 仕上げ処理
- ピンの挿入完了後は、ピン頭部を切断・整形し、モルタルなどで表面を美観よく仕上げます。
補修跡が目立ちにくくなるよう、周囲との色調・テクスチャになじませる処理も行います。
タイル張り替え工法
外壁タイルの浮き・剥離・割れなどの劣化症状は、美観の低下だけでなく、剥落事故や構造への影響といった重大なリスクを伴います。
張り替え工法は、こうした損傷タイルを確実に除去し、下地処理を行ったうえで新しいタイルを施工することで、長期的な安全性と意匠性の両立を図る補修手法です。
ピンニングや注入では対応しきれない重度劣化に対して、有効な選択肢となります。
- タイル除去
- 劣化・浮き・割れなどが確認されたタイルを、周囲を傷めないよう慎重に取り外します。
必要に応じて隣接部も除去し、新しいタイルとの段差や色調の差が目立たないよう調整します。
- 下地処理
- タイルを撤去した後の下地は、旧接着剤の残りやレイタンスを除去し、コテや研磨工具を使って平滑に調整します。
必要に応じて、プライマー処理や吸水調整剤の塗布も行い、新しいタイルの接着性を高める下地環境を整えます。
- 接着剤塗布
- 下地の状況や使用タイルに合わせて、適正な接着剤を選定・調合し、コテなどで均一に塗布します。
塗布厚・オープンタイムの管理にも留意し、施工不良の原因となる浮き・剥がれを防ぎます。
- タイル張付け
- 新しいタイルを、割付や目地幅を考慮しながら正確に貼り付けていきます。
浮きやズレが生じないよう均等に圧着し、仕上がりの美しさにも配慮した施工を行います。
- 養生
- 貼り付け後は、接着剤が十分に硬化するまで所定の時間養生します。
養生期間中は、衝撃・振動・水濡れなどを避けることで、仕上がりの安定性を確保します。
- 目地セメント仕上げ
- タイル間に専用の目地セメントを均等に充填し、スポンジなどで余分を拭き取って仕上げます。
最終的に、目地の密着性・防水性・意匠性を確認し、施工完了となります。
ピンネット
カーボピンネット工法
(外壁複合改修構工法)
経年劣化によるタイルやモルタルの浮き・剥離が広範囲に及ぶ場合、部分的な補修では十分な安全性を確保できないことがあります。
カーボピンネット工法は、カーボン製のピンと補強ネットを組み合わせることで、外壁の広範囲を一体的に固定・補強する複合改修構工法です。
既存外壁を撤去せずに施工可能で、剥落リスクの低減とともに、建物全体の耐久性を向上させる対策として注目されています。
- 下地表面処理
- 施工対象面に存在する浮き、脆弱部、汚れ、レイタンスなどを除去し、補修材が密着しやすい状態に仕上げます。
補修効果の長期安定性を左右する重要な工程であり、高圧水洗やケレンなどを用いて、下地の健全性を確保します。
- プライマー塗布
- 下地の吸水性や材質に応じたプライマーを選定し、塗布ムラがないよう均一に施工します。
これにより、中塗り層や補強ネットとの接着強度が向上し、剥離や浮きのリスクを低減できます。
- 中塗り(1回目)
- プライマー塗布後、補修下地を覆うように1層目の中塗り材を施工します。
補強ネットの張り付け下地として、厚みや平滑性を均一に整えることが求められます。
- VMネット張り付け
- 1回目の中塗り材が所定の状態になった後、ガラス繊維や樹脂製の補強ネット(VMネット)を張り付けます。
ネットは重ね幅を十分にとり、浮きやたるみがないよう圧着固定することで、全体の補強効果を最大限に引き出します。
- アンカーピン固着
- ネット全体に対して、所定の間隔・パターンでカーボン製アンカーピンを打ち込み、母材と一体化するように固定します。
この点と面”の複合補強により、広範囲にわたる剥落リスクに対して強力な固定効果を発揮します。
- 中塗り(2回目)
- ネットとアンカーピンがしっかりと固定されたのち、仕上げに向けた2層目の中塗り材を施工します。
ネットがしっかり被覆されるよう、厚みの確保と平滑性に配慮して丁寧に仕上げます。
- 上塗り
- 仕上げ材(弾性塗材や防水性塗料など)を用いて、防水性・耐候性・意匠性を兼ね備えた上塗り処理を実施します。
塗り分け・色彩設計により、既存外壁との一体感のある仕上がりが可能です。
- 養生
- 最終塗装後は、材料の硬化・密着を確実に行うための養生期間を確保します。
天候や気温、使用材料に応じた適切な管理を行い、品質の安定と長期的な性能保持につなげます。
シーリング工事について
シール工法
コンクリートやモルタル、タイルなどの外装仕上げ材において、目地や接合部からの水の侵入は、漏水・内部劣化・剥落といった深刻な不具合につながります。
シーリング工事(シール工法)は、こうした隙間や接合部に高耐久・高伸縮性のシーリング材を充填することで、防水性・気密性を確保し、建物の長寿命化に貢献する工法です。
適切な下地処理・材料選定・施工管理を行うことで、建物全体の保護性能を大きく左右する重要な補修・メンテナンス手法となります。
- ひび割れ部の清掃
- ひび割れ箇所に残るホコリ・油分・レイタンス・劣化シール材などの不純物を、ワイヤーブラシやエアブローなどを用いて丁寧に除去します。
この下地処理が不十分なまま施工を行うと、シール材の密着不良や早期劣化の原因となるため、施工品質を左右する重要な工程です。
- シール材の塗布・仕上げ
- 清掃後、ひび割れ部に適切なシール材を充填し、ヘラなどで均一に仕上げ処理を行います。
接着性・伸縮性・耐候性に優れたシール材を使用することで、ひび割れ部の防水性と美観の両立が可能となります。
また、目立つ箇所では周囲との色調や形状になじませる配慮も重要です。
Uカットシール材充てん工法
コンクリート構造物に発生したひび割れは、進行すると漏水・中性化・鉄筋腐食などを引き起こす要因となり、建物の耐久性や安全性に大きく影響します。
Uカットシール材充てん工法は、ひび割れ部をU字型にカットし、シーリング材を適切に充てん・仕上げすることで、防水性・可とう性・耐久性を確保する補修工法です。
下地との接着面を広げる構造的メリットにより、従来のシール補修よりも長期的な性能が期待できる工法として多くの現場で採用されています。
- Uカット
- 発生したひび割れ箇所を、専用のディスクグラインダーなどを用いてU字状に切削します。
これにより、シール材の接着面積が広がり、補修効果を長期にわたり安定して維持することができます。
ひび割れ幅や深さに応じて、最適な切削寸法で加工を行います。
- 清掃
- 切削後の溝内に残った粉塵や切削カスを、エアブローやブラシで丁寧に除去します。
清掃不足はシール材の密着不良や早期劣化の原因となるため、接着性を確保するための重要な前処理工程です。
- プライマー塗布
- 接着面全体に専用プライマーをムラなく塗布し、シール材の密着性を高めます。
温度や湿度などの環境条件にも注意しながら、塗布後のオープンタイム(乾燥時間)も適切に管理します。
- シール材充てん仕上げ
- プライマーが乾燥した後、U字カットされた溝にシール材を丁寧に充てんします。
ヘラなどで圧着しながら表面を平滑に仕上げ、ひび割れに対する防水性と追従性を確実に確保します。
ボンドシリンダー工法
(自動式低圧樹脂注入工法)
コンクリート構造物に発生した微細なひび割れは、雨水や炭酸ガスの侵入を引き起こし、鉄筋腐食や内部劣化の原因となります。
シリンダー工法(自動式低圧樹脂注入工法)は、専用の加圧シリンダーを用いて、微細なひび割れ内部にエポキシ樹脂をゆっくり・確実に注入する補修技術です。
ポンプなどを使用せず、低圧で持続的に注入できるため、ひび割れの奥深くまで樹脂が浸透しやすく、構造体の強度回復と長期的な耐久性向上に効果を発揮します。
- ひび割れ部の確認・マーキング
- 建物のひび割れ部を目視・打診・クラックスケール等で調査し、補修が必要な範囲や注入位置を確認・記録します。
その後、シリンダー設置予定箇所にマーキングを行い、後工程での注入精度を高める準備を整えます。
- 下地処理
- 注入予定範囲に対し、ホコリ・油分・劣化塗膜などを除去し、接着性や密閉性が保てる状態に整えます。
必要に応じて、ひび割れの表面を軽くケレン処理して、樹脂の浸透性を高めることもあります。
- 座金の取付け・ひび割れ部シール
- マーキングに従い、注入口として座金(座受け金具)を所定の間隔で取り付けます。
続いて、ひび割れライン全体を専用のシール材で封止処理し、樹脂が外に漏れ出さないよう密閉します。
この工程の仕上がりが注入効率と浸透深度に大きく影響する重要ポイントです。
- 注入(シリンダー取付け)
- 座金に自動式低圧注入シリンダーを取り付け、エポキシ樹脂を一定圧でゆっくりと注入していきます。
長時間にわたり持続的に注入できるため、ひび割れの内部深くまで確実に樹脂を浸透させることが可能です。
- 硬化養生
- 注入完了後は、樹脂が十分に硬化するまでの養生期間を確保します。
硬化時間は使用材料や環境条件に応じて管理され、性能を最大限に発揮できるよう施工環境を調整します。
- シリンダー・座金・シール材の除去
- 樹脂の硬化が完了したことを確認後、シリンダーや座金、ひび割れ部のシール材を慎重に撤去します。
この際、周辺部に傷をつけないよう配慮しながら、下地を復旧できる状態に整えます。
- 仕上げ
- 注入跡が目立たないよう、カチオン系モルタルや仕上げ材を用いて表面を整形・補修します。
必要に応じて、周囲の色やテクスチャと違和感のない仕上げを施し、美観・機能の両面で復旧を完了させます。
防水工事について
建築物において、防水性能の確保は劣化防止・耐久性維持・資産価値の保全に直結する重要な要素です。
石山工務店では、屋上・バルコニー・外壁・床面などの防水施工において、現場状況や用途に応じた最適な工法をご提案し、長期的な性能と施工品質の両立を実現します。
ウレタン
液体状のウレタン樹脂を塗布し、継ぎ目のない防水層を形成する工法です。
複雑な形状にも対応しやすく、改修工事にも広く用いられる汎用性の高い防水方法です。
塩ビシート
耐候性・耐久性に優れた塩化ビニル製の防水シートを接着・固定して施工する工法です。
紫外線や熱にも強く、商業施設や屋上などの広面積に多く採用されます。
加硫ゴムシート
伸縮性のあるゴム製の防水シートを貼り付けて施工する工法で、建物の動きに対する追従性に優れるのが特長です。
シートの柔軟性を活かし、下地の変形にも強い防水層が形成できます。
アスファルト
加熱または常温のアスファルトを用い、防水層を何層にも重ねて施工する工法です。
歴史が長く、信頼性の高い工法で、屋上や躯体の耐久性が求められる場所に適しています。
シングル
シート状のアスファルト屋根材である「シングル材」を重ね貼りしていく屋根防水工法です。
軽量で施工がしやすく、洋風住宅の屋根や傾斜屋根にも適しています。
長尺シート
耐久性・防滑性に優れた塩ビ系シートを床面に貼り付けて施工する防水・保護工法です。
マンションの廊下やバルコニーなど、歩行頻度の高い場所に使用されます。
アスベストについて
アスベスト(石綿)は、かつて建材や断熱材として幅広く使用されていた素材で、高い耐熱性・耐久性を持つ反面、吸引による健康被害が深刻な問題となっています。
現在では使用が禁止されていますが、過去に施工された建物の中には、アスベストを含む部材が今も多く残されており、適切な調査・除去が必要です。
岸和田市の石山工務店では、安全対策を徹底したうえで、法令に基づく適切な処理を行い、安心して暮らせる建物環境の維持に取り組んでいます。
アスベスト対策工事の流れ
アスベストの処理方法と
安全対策について
アスベストの状態や建物の状況に応じて、以下のような方法で適切に処理を行います。
- 除去工法
アスベストを完全に撤去し、非石綿建材に交換する方法です。
- 封じ込め工法
吹き付けアスベストの表面に薬剤などを塗布して固化し、飛散を防止します。
- 囲い込み工法
非石綿建材でアスベストを覆い、空気中に飛散しないように管理する方法です。
また、石山工務店では以下の法令に基づいた安全対策を徹底しています。
- 所轄官庁や労働基準監督署への事前届出
- 作業区域の立ち入り禁止措置
- 作業内容の掲示(見やすい場所への表示)
- 専用の保護具の着用(防じんマスク・保護服など)
安全第一の施工で、安心してご依頼いただける体制を整えております。
内装工事
建物の印象や使い心地を大きく左右するのが「内装」です。
石山工務店では、水回りのリフォームから壁・床・天井の張り替え、断熱工事、間仕切りの変更まで、建物の目的や暮らし方に合わせた空間づくりをご提案しています。
機能性はもちろん、使いやすさや快適性、長く安心して過ごせる環境づくりにもこだわりながら、施工後の満足度まで見据えた丁寧な工事を行っています。
水回り工事
キッチン・浴室・トイレ・洗面所などの給排水設備や機器の交換・移設・配管工事などを含む工事です。
機能性の向上や老朽化対策、ライフスタイルに合わせたリフォーム対応が可能です。
クロス貼り替え
経年劣化や汚れの目立つ壁紙を新しいクロスへと貼り替える内装仕上げ工事です。
室内の印象を一新し、美観の向上や防カビ・消臭などの機能性クロスにも対応できます。
天井・床貼り替え
フローリングやクッションフロア、天井材などの張り替え・張り増しを行う工事です。
用途や下地の状態に応じて、遮音性・耐久性・デザイン性を考慮した素材選定を行います。
間仕切り工事
部屋の使い方に合わせて、壁やパーテーションで空間を仕切る工事です。
事務所・テナント・住宅など幅広い用途で、可動式や軽量間仕切りなど柔軟に対応可能です。
断熱工事
壁・天井・床などに断熱材を設置し、外気や熱の影響を抑えるための工事です。
冷暖房効率の向上・結露防止・光熱費削減にもつながり、省エネ性を高める改修として重要です。
相談、お見積りなど、お気軽にご連絡ください。
下記メールフォームからご連絡頂くか、電話にて対応が可能です。
※の必須項目は必ずご入力ください。
個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。規約に同意の上で送信ボタンをクリックしてください。